活動状況

ラウンドアップフォーラム

平成19年度採択組織的な大学院教育改革推進プログラム
「社会に数理科学を発信する次世代型人材創発」ラウンドアップフォーラム

「新時代の数学教育像の形成を目指して」--数学+哲学+歴史+教育--

日時:3 月 19 日(金)、20 日(土)、21 日(日)
場所:紫紺館3階会議室
懇親会:3 月 20 日(土) 18:30--20:30 (紫紺館4階会議室)

資料置き場

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構成 (受け付け開始 10時)

  • 開会 (19 日10:30--11:00)
    開会の挨拶: 後藤四郎
    基調報告: 長岡亮介
  • Session 1 (19 日11:00--12:30)
    「大学における数学教育--「学力低下」を超えて」
  • Session 2 (19 日14:00--15:30)
    「数学は、文化にとっていかなる意味を持つのか」
  • Session 3 (19 日16:00--17:30)
    「中等教育における数学-- 学校数学の現在・未来」
  • Session 4 (20 日10:30--12:00)
    「数学史と数学教育」
  • Session 5 (20 日13:30--15:00)
    「数理哲学からのメッセージ」
  • Session 6 (20 日15:30--16:30)
    「ICT 革命の激動の中での数学教育」
  • Session 7 (20 日17:00--18:00)
    「数学は役立つか?」
  • Session 8 (21 日10:30--12:00)
    「数学教育の担う未来」
  • Session 9 (21 日13:30--15:30)
    「(パネルディスカッション)数学教育の新しいステージに向けて」
  • 総括 Session (21 日15:30--17:00)
    「数理セミナー」全体を見て: 砂田利一
    「社会に数理科学を発信する次世代型人材創発」総括: 蔵野和彦

学外の講演者(敬称略)

青木慎恵 (福井県立武生高等学校)
足立恒雄 (早稲田大学)
植村栄治 (大東文化大学)
及川久遠 (麻布大学)
岡本和夫 (東京大学)
岡本賢吾 (首都大学東京)
乙藤隆史 (日本大学)
黒田恭史 (佛教大学)
桑田孝泰 (東海大学)
小山透 (近代科学社)
鈴木俊洋 (上智大学)
清史弘 (日本教育大学院大学)
高瀬正仁 (九州大学)
伊達章 (宮崎大学)
永井礼正 (日本教育大学院大学)
永田ひろみ (雲雀丘学園中・高等学校)
E. M.S. Hitzer (福井大学)
林知宏 (学習院高等科)
藤田景子 (佐賀大学)
藤田宏 (東京大学名誉教授)
牧下英世 (筑波大学付属駒場中学高校)
三宅克哉 (早稲田大学)
山口進 (朝日新聞)
山田光子 (横浜共立学園中学校高等学校)
渡辺浩 (日本医科大学)

理念

「学級崩壊」に象徴される学校教育の破綻は、大学においては学生の「基礎学力の極端な低下」「学習に向っての自発性の急速な低下」という現象として多くの教員の《危機感》や《落胆》のもとになっているが、現象に《対処し,変革するための方策》は,問題の解決のための先が見えないまま、文字通り暗中模索の状態にあり、その間に《状況の深刻化、悪化》が継続している。まさに《学力に関する負のスパイラル》とも言うべき情況が生まれているこの情況が産まれた原因はいろいろあるが、教員側の努力にも関わらず情況の悪化に歯止めがかからない最大の理由は、現状に対する冷静で包括的な認識を欠落したまま,「講義の工夫」や「学生参加の誘発」といった個々の教員の個人的な体験と個人的なアイデアに基づく個人的な努力のレベルで解決できると思い込んでいるためであるのではなかろうか。

  • なぜ、数学の魅力が若者を捉えないのか
  • なぜ、数学的な思索の基礎体験が学校教育から失われているのか
  • 数学教育の目標はなにか
  • そもそも数学は学ぶ意義はなにか
  • そもそも数学は教育できるのか

このような根底的な問いを,数学を含む文化総体の中で問い返す謙虚さを通じて,20世紀の数学の発展を支えた純粋数学主義を克服し,より豊か,より寛容,より弾力的な,新たな数学主義の理念の形成を計りたい。
数学,数学史,数理哲学,数学教育に関心や懸念,不安を抱く多方面の研究者,教育実践家,ジャーナリストの参加を得て,専門分野を超えた総合的知をもって問題を包括的,多面的に捉える壮大なプロジェクトのキックオフミーティングを目指している。

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