大学院教育支援SNS

明治大学大学院数学系では,2008年4月より
全国初の「大学院教育SNS(仮称)」をスタートさせました。

SNSとはソーシャルネットワークサービス(Social Network Service)の略で,有名なものとしてはミクシィ(mixi)やユーチューブ(Youtube)をご存知の方も多いでしょう。これらSNSは,インターネットを介した簡易社会を提供しており,その中で情報発信をしたりコミュニティを構成したりすることができます。インターネット社会が進化するにつれ,人と人との関わりあい方も大きく変貌しようとしています。現実の社会で一日に出会える人の数は非常に限られていますが,ネット社会では場所も時間も問わず,多くの人とリアルタイムでコミュニケーションをとることができます。現実の社会では,自分からの情報発信は身近な人にしか届きませんが,ネット社会であれば,不特定多数の人に自分だけの情報を発信することが出来ます。つい数年前までは,離れた場所に住む,自分と同じ嗜好を持った人を探すことは不可能でした。いまではそれが日常茶飯事で行えるようになっています。

このような社会の進化に対応できる人材を育成する目的で,明治大学大学院数学系では独自のSNSを構成することを計画しました。つまりネット社会という大海原へ出向く準備として,大学院教育の一環としてネットによる自己発信・コミュニティ作りを体験しようという試みです。

当大学院ではP-MTSとして,現象数理を柱とする独特のマルチトラックシステムや,今年度から試行を始めているプレゼンテーション特論など,多くのコミュニケーションを必要とするカリキュラムが組まれています。ネット上のSNSを用いて,これらの課題を実行するためのコミュニケーション(の一部分)を行い,ネット上の作法や方法論を学生自らが学んでいけるようなシステムにしたいと考えています。

当初は非常にミクシィに似たシステムになるとおもいます。学生個人は自分の研究・学習プロフィールを作り,ゼミナールやプレゼンテーション課題研究という形態のコミュニティを構成し,学生はゼミの勉強内容をブログに綴る,といった感じです。その中でたとえば数理科学のコミュニケーションに必要な数式モードや,レクチャーノートをwiki形式で構築できる機能など,他専攻,他大学院への拡張性をにらんだシステムを計画しています。

当大学院教育SNSの作成には株式会社ベイカレント・コンサルティングが関わっており,明治大学大学院数学系との連携により全国初のSNSシステムの構築に向けて日夜努力しています。

なお、本SNSがどのように使われているかを外部の方にも見ていただけるよう、ゲストアカウントを用意しています。文章だけではわかりにくい部分もあるでしょうし、是非実際にログインしてどのように使われているかを見てみてください。

ログイン方法は、SNSログインページへアクセスし、

  • E-MAILに guest
  • パスワードに guest001

を入力し、ログインボタンをクリックしてください。

ログイン後は上部メニューの「最新日記」でメンバーが日記として記入したものが新着順のリストを見ることができ、「コミュニティ検索」で現在本SNSに登録されているコミュニティの一覧が表示され、キーワード検索も行うことができます。


大学院教育支援SNS開発にあたって

 「質の高い教育の実現」これは現代の大学教育における最も重要な課題です。大学全入世代の登場、情報技術の躍進、そのような時代の中でいかにして優秀な人材を育成していくか、日々、教育の現場でチャレンジが続いています。

 今回ご依頼を受けて開発を行ったSNSは、学生にとって、Web時代に必須のコミュニケーション・情報発信の基礎能力を磨くとともに、高級な数理情報を共有することを目的としています。

 現時点では基盤が出来た段階ですが、今後、広く社会で使われているSNSと、専門家の扱う数式がWeb上でより密接に連携できれば、社会的にも非常に価値のある成果を出すことができると確信しております。

 弊社としても、このシステムが未来の優秀な数理家の育成に大きく貢献できるよう、確かな技術力と優れたコンサルティングスキルをもって目的達成に向け継続してご支援させて頂きます。

株式会社ベイカレント・コンサルティング

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